スタッフブログ

ずいぶん前の話なんですが・・・・ 『ヴィネクスポ・アジア・パシフィック 2010』


皆さんこんにちは!ソレイユ店の徳山です! ずいぶん前の話になるのですが・・・ 実は5月25日~27日に香港で開催されていた 『ヴィネクスポ・アジア・パシフィック 2010』 に参加させていただいたんです。 2年に1回行われ、今年は32カ国842の出展者が参加した大規模なワインの国際見本市なんですが、イベントスを代表してグラン・ヴァンから私徳山が、ビストロ・ド・イベントスとクチーナ・ビアンコからそれぞれ1名ずつの3名で行ってきました。 今回はその時のお話を少しばかりさせていただきたいと思います! 左の写真は入口に立てられていた看板です。 アジアンビューティーの女性のワインピースの背中がワイングラスになっているのがわかりますか? なんだかおしゃれですよね・・・*:.。☆..。.(´∀`人) 会場に入る前から圧倒されましたv(*´>ω<`*)v

1日目は3つのセミナーに参加しました。 1つ目は「料理とワインの相性のM(Matching)」 “アジア料理とワインの相性”がテーマです。 アジア料理といっても、やはり会場が香港ですので出てくる料理は全て中華料理でしたが、個人的には中華との合わせ方が難しいと感じていたのでとても良い勉強になりました。 例えば料理の写真の一番手前にあるのは蒸した白身魚のあんかけなのですが、魚といえば白と思いきや、あんが醤油ベースなのでピノ・ノワールの方がよく合いました。 ピノ・ノワールと醤油は日本でも定番のマリアージュですが、スパイスが                                         効いた中華でもベースが醤油なら合うようです。


また、写真には無いのですが、豆と鶏をチリソースで炒めたとっても辛い炒め物が出たのですが、これはシラーがよく合いました。 唐辛子などの辛さとワインは合いづらいのではないかと思っていましたが、「辛味の強い味付けにはシラーが合う」と解説されており、その通りだと思ったので新しい発見でした。 アジア料理のポイントは“甘さ”と“酸味”だそうで、酸味が重要なピノ・ノワール、リースリング、シャンパーニュが一番合うという結論でした。 確かにピノ・ノワールとシャンパーニュ(スパークリング)は当店の売れ筋商品ですし、スタッフでもピノ好き、シャンパーニュ好きは多いです。 普段の食卓に合わせやすいのも理由の一つかもしれませんね。

次に参加したのが「試飲のT(Tasting)」 “テイスティング・タイム”がテーマでした。 2つの白ワインを飲み比べて余韻の長さで質の違いを判断したり、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロを飲み比べてタンニンを感じるタイミングで品種を判断したり、グラスについでから時間を置くことで熟成期間(ヴィンテージ)の違いを判断したりとあらゆる「時間」からワインを知る事ができるという講義でした。 今まで考えた事がない観点からワインを飲むことに最初はとまどったものの、いろいろな楽しみ方があるんだなとワインの奥深さを感じました。 余談ですが、講師から「旨みの素である“味の素”の役割をするのがオーク樽だ」という話があったのですが、そのまま“Umami”“Ajinomoto”と発音していました。 外国には「旨み」という概念がないので香港だけでなく欧米でもそのままその国の言葉になっているらしいです。しかも、香港で「味の素は旨みの素」って、味の素おそるべし・・・。 オーク樽が旨みという表現もおもしろいなと思いました。 最後は「販売のS(Sales)」 “カスタマーサービスと販売現場での経験”がテーマです。 「お客様のニーズに合わせた提案をしましょう」や「正しい情報の発信をしましょう」など、ショップでの接客マニュアルのような内容でした。 日本では新入社員に話すような基本の話でしたので、香港は接客に関しては発展途上なのかなと思いました。 実際に香港でスーパーからワインショップまでいろんなお店に入りましたが、日本の接客レベルはずば抜けて高いと感じる場面が多くありました。 ただ、だんだん慣れてくると日本が逆に神経質すぎるのかなとも思うようにもなったので、接客にも緩急が必要なのかもしれませんね。。。 香港研修はまだまだ続きます! 次回は展示ブースのお話を!お楽しみに!

戻る


スタッフブログ

カテゴリー
最新記事

会員ページ