～好みのワインを買いたい時の訊ね方～
まさか・・・「美味しいワイン下さーい！」 では!?? 好みのワインを買いたい時、貴方は酒屋でどう訊ねてますか？ 誰だってどうせ飲むなら"美味い"ワインを飲みたいですよね！ でも行きつけや、馴染みのお店でもない所で、ただ「美味しいワインください」では、なかなか貴方好みのワインには出会えません。 それではどうすれば良いのか・・・・・。 一番良いのは、貴方の好みの味を具体的に表現することです。例えば「渋くて重たーい赤ワイン」「果実味のある爽やかなタイプの白ワイン」といった風に。 でも「ワインの表現って、結構難しい」という貴方は、今まで飲んだお気に入りのワインの名前を覚えておいて、それを告げると、貴方の好みがお店の方に伝わりやすいかと思います。「フランスのシャトー○○が好き」とか「イタリアのキャンティみたいなのが好き」といった風にです。
それから、大切なことは、「何時」「誰と」「どんな時に」飲む為のワインが欲しいのかということを、ちゃんと伝えることです。 例えば、10年後の結婚記念日に飲む為のワインと、明日のピクニックで飲むワインとではご案内するワインは全く違ってくるでしょう。 また、２人で飲むのと大勢で飲むのとでは、感じる味わいはまるで違うようにお感じになるものです。 ２人でしみじみお飲みになるのであれば、私なら、やや繊細なやわらかい味の物をご案内しますし、大勢の時なら、一口飲んで美味しさを感じる味の濃いワインをご案内します。
このように、好みのワインに巡り合う為には、貴方の情報を少しでも多く伝えてあげるように心掛けてみてください。きっと、幸せなお味に出会えますよ！ ビストロ・ド・イベントス ソムリエ 川中
