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シャサーニュ・モンラッシェの名手、『ジャン・マルク・モレ』


皆様、こんにちは。

先日の積雪の日々は、本当に寒かったですね!先週末は、家から出ないで温かいお部屋でじっくりワインを楽しんだ方も多いのでは?

 連日の寒さで、私の足の指のほとんどがしもやけになり、悲しい限りです・・・。

しもやけって小さな子供さんがなるもの・・・ではなく、こんな大人になってもできるものなのかと、毎年この季節になるとしもやけとお付き合いしています。特に女性は足先、指先が冷えがちですので、皆様気をつけましょう!

さて、今日は私が大好きな生産者、『ジャン・マルク・モレ』が産する大好きなアペラシオン、シャサーニュ・モンラッシェのお話です。

『ジャン・マルク・モレ』は、シャサーニュ・モンラッシェを代表する生産者であり、1981年に父親のアルベール・モレ氏から畑を継ぎ、高い品質と熟成を重ねる中で醸し出されていく奥深い味わいで、ワイン愛好家を魅了し続けています。(もちろん私もその一人です)

シャサーニュ・モンラッシェというと白ワインをイメージしてしまいがちです赤ワインの生産量のほうが多いとか。しかも白の場合、ピュリニー・モンラッシェと比較されがちですが、私は個人的にシャサーニュのほうが、安定した品質を保っていることが多いと感じるのと、価格もピュリニーに比べると幾分か安く手に入れることができるので、コストパフォーマンスを楽しむにはこの村と思っております。。。

 

ジャン・マルク・モレも所有する畑の半分でピノ・ノワールを生産しています。半年ほど前、2005年のシャサーニュ・モンラッシェ クロ・サン・ジャン1級畑の赤を飲んだのですが、とっても美味しかったのです。まだまだ、若々しいかな~と思いながら空けてみましたが、意外に柔らかく、華やかさと落ち着きと両面を持ち合わせたようなピノ・ノワール。もちろん、あと3~5年経ってもきれいにまとまってくれそうな果実味もあり、さすが長期熟成にも応えてくれそうなポテンシャルがありました!


 この美味しさはお客様にお伝えしたいと思い、おススメしているうちにあっという間に在庫も少なくなってしまいました。。。


そして、今度は白ワインにチャレンジ。2006年のシャサーニュ・モンラッシェ・レ・ショーメ 1級畑。これは、濃厚濃密。ロバート・パーカーがジャン・マルク・モレの最上と評している畑だそうですが、なるほど~納得。今、真の味わいを楽しむには早すぎると思います。エレガント優雅な気分に浸れる、というより飲むことにエネルギーがいる感じです。若かったです(当然ですよね。。。)

新樽の使用比率も高くなく、醸造過程で過度に手を加えることもしないだけあって、ブドウ自体のパワフルさを感じました。

色も濃く、フルーツで言えば柑橘系、トロピカルフルーツ系が混ざり合っているような香り、アルコール分がぐっと前面にきて、全体的なバランスもまだまだ楽しむには先のようでした。5年~10年はしっかり寝かせて楽しんでみたいです!年を重ねると、本来のエレガントでバランスのとれた柔らかい果実味が楽しめそうです!

☆ちなみにワインはこちらです

 

幟町店 梶山


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