リーデルテイスティングセミナー参加☆
先日、ワイングラスの老舗メーカー『リーデル社』のテイスティングセミナーに参加してきました!
講師はなんと10代目当主ゲオルグ・J・リーデル氏です!
会場に入るとテーブルにVINUM XLシリーズが並べられています♪
写真左から“モンラッシェ”、“リースリング・グラン・クリュ”、“ピノ・ノワール”、“カベルネ・ソーヴィニヨン”。
通常のVINUMシリーズより一回り大きく、存在感たっぷりです(☆0☆)!
グラスには既にワインが注がれています。
“モンラッシェ”・・・2008プライベート・リザーヴ・シャルドネ/ベリンジャー・ヴィンヤーズ
“リースリング・グラン・クリュ”・・・2009ラインガウ・リースリングQbAトロッケン/ロバートヴァイル
“ピノ・ノワール”・・・2008サヴィニ・レ・ボーヌ1級畑/ルイ・ラトゥール
“カベルネ・ソーヴィニヨン”・・・2006カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ/ロバート・モンダヴィ
ゲオルグさんの指示に従い、脇にあるプラカップにリースリングに入っているワインを移し、グラスの香りを嗅いでみるとリースリングの甘い香りが広がりますが、ワインが入っているプラカップの香りを嗅いでみると・・・全くない!なみなみと入っているのに香りが感じられず、「不思議~」とみんな目を丸くしていました。
同じような 作業を他のグラスでも行い、ムルソーでリースリ ングを味わってみたり、ピノ・ノワールでカベルネを味わってみたり・・・と実験のようなセミナーでしたが、実際にグラスによって味の感じ方が変わることを 体験でき、とてもおもしろかったです。
一番顕著だったのはカベルネ・ソーヴィニヨンで、 カベルネで飲むと果実味がまろやかで「おいしい」ワインが、ピノ・ノワールで飲むと酸が際立って、おいしさがどこかへ行ってしまいました。
氏曰く、グラスはブドウ品種ごとにベストの形を探求していて、決して美しさを求めているわけではないとの事。ですの、カベルネ・ソーヴィニヨンを別のグラスで飲むとしたら形状が似ているリースリングなら“アリ”だそうです。
改めてグラスの大切さを感じました。
また、デキャンタージュの効果についても説明があったですが、カタログでしか見たことないような首の長~いデキャンタにモンダヴィのカベルネを入れ、シャカシャカシャカシャと振りまっくっていました。デキャンタージュしたワインを飲めたのは一部の人たちで、私はワインを注ぎ終わったデキャンタの香りを嗅ぐことができたのですが、目の前にあるグラスの香りよりも甘くほんわりとした香りが漂ってきて、ずっと嗅いでいたいような心地よい気持ちになりました。飲んでみたかった~(>_<)!!
ちなみに使われていたデキャンタは→http://www.winex.co.jp/goods/1256801517203/
当たり前ですが、ゲオルグさんが器用に使っていたのが印象的でした。
セミナー中の写真撮影は禁止と言われて、テーブルについてすぐに撮った写真1枚しかないのが残念ですが・・・今回使ったワイングラスは4脚ともお土産に頂けるというなんとも太っ腹なセミナーで、とても楽しかったです♪
今回使ったグラスなどリーデル社のグラスは、受注発注ですが、店頭でお買い求め頂けます!
気になった方はぜひお問い合わせください☆