～ヴィニフィカトールって何？～
新しい醸造家のカテゴリー 《ヴィニフィカトール》 ←ヴォーヌ・ロマネ村の パトリス・リオン氏の契約畑 ヴィニフィカトゥールとは、自らの葡萄畑を持たず、契約農家の葡萄の房を買い付けてワインを醸造し、かつ、自らの畑と同様のクオリティーを確保する為に、契約農家に対して葡萄栽培の指導、ヴァンダンジュを行う日の指示まで行い、厳格に管理された葡萄を買い付け、醸造を行うワイナリーのこと。 正式名は「ネゴシアン・ヴィニフィカトゥール」。
ボトルで購入する従来のネゴシアンと一線を画し、ワインを樽で購入し育成（熟成）からを行う者がネゴシアン・エルヴール。 更にネゴシアン・ヴィニフィカトゥールは、その名の如く醸造を行う者、すなわち収穫からワインになるまでを全て行う者を指します。 多くの場合有名ワイナリーに勤めていた腕の良い醸造家が独立して開業するか、兄弟が相続でワイナリーを分家して畑を持たないワイナリーになるかのパターンが多いようです。
近年の有名なヴィニフィカトゥールは ○ニコラ・ポテル ○ヴァンサン・ジラルタン ○パトリス・リオン などが挙げられます。
