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アマローネの次代を担う新星“ラルコ”


みなさまこんにちは。幟町店の山岡です。
ブログの更新が遅くなりすみません!


梅雨に入りましたね!このブログを書いている6月9日以降は曇りや雨が多くなる予報で、じめじめした日が続きそうです。。。
そんな気分を吹き飛ばすには旨いワインを飲むに限ります!(という言い訳をしていつも何かを飲んでいますが・・・)


今回選んだのは先月のイタリアフェアで入荷した「ラルコ」。
『アマローネやヴァルポリッチェッラの巨匠、ジョゼッペ・クインタレッリに師事したルーカ・フェドリーゴが立ちあげたワイナリーで、14歳のころからクインタレッリの手法を目の当たりにしてきた彼のワインは、まさに「クインタレッリを継ぐもの」としてふさわしい風格を持っています。』

↑ ↑ ↑
という彼やワインの紹介が、ネット検索するとどこでも出てくるほどの生産者ですが実際は如何に!?
ということで早速家でテイスティングを。。。

2005ロッソ・デル・ヴェロネーゼ

このワインは、彼の手がける中で一番リーズナブルなラインのものですが、彼の実力を知るにはもってこいの1本です。

色合いは、エッジにほんの僅かなレンガ色が見えますが、酸はとてもフレッシュ。チェリーのような小さな赤い果実の香りの奥にあるドライフルーツを思わせる香りが、「旨そう」と期待せさせてくれます。

一口含むと、タンニンはとても細やかで、スッと喉の奥に入ります。まったく角のない滑らかさで、上質なワインということがよく分かります。

余韻も長く、セミドライフィグのような甘くて少し凝縮した果実の香りがしばらく漂っていました。

これで一番下のラインナップとは。。。恐るべし、ルーカ・フェドリーゴ。


そして興味本位で合わしてみたのが、最近ハマっている府中焼き(広島にチェーン展開している“としのや”さんのお好み焼きです。ふわサクの食感がたまりません!)。

さてそのマリアージュは。。。

ソースが勝ちすぎてワインの風味が消えてしまいました・・・
しかし、お好み焼きの下の部分の野菜と合わせると焼きキャベツの甘みとワインの甘みが不思議と合い、なかなかのマリアージュを見せてくれました。でもそればかり食べるわけにはいかず、結局お好み焼きを先に食べ、ワインはその後にゆっくりと頂くことに。。。

お好み焼きにはもう少しリーズナブルなシラーやサンジョヴェーゼがいいですね!


ワインを飲み終えたあと気付いたことが1つ。グラスの底に残った僅かなワインから、ブルゴーニュの上級クラスのような香りが感じられました。もっと時間をかけて(もしくは翌日に)飲めばまた違った顔を見せてくれるかもしれない、と思わせてくれた久々に美味しいワインでした!


皆様もぜひ“ラルコ”のワインをお試しください!
幟町店、ソレイユ店両店で扱っております!


2005 ロッソ・デル・ヴェロネーゼ [ラルコ]
イタリア、ヴェネト州産
使用品種:コルヴィーナ50%、ロンディネッラ30%、モリナーラ5%、
カベルネ・ソーヴィニヨン、サンジョヴェーゼ計15%

店頭価格:2,940円

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